グループレッスン?それともプライベートレッスン?

英語がよくできる子供を見ていると、グループレッスンの中にいては
もったいのではないか、と感じることがあります。

プライベートレッスンで、その子供にあったペースで、その子供にあった教材を使い
その子供だけをみながらレッスンを進めた方が、より効率よく、効果的に
英語を身につけさせてあげられるのではないか、と思うことがありました。

一対一だと、当然待ち時間はありません。ずっと集中しっぱなしです。
その子供にあわないテキストは使いません。その子供にあわない方法は全て排除し
オーダーメイドのレッスンです。

ある時、あるとても優秀なお子さん(まだ低学年)のプライベートレッスンを
手がけることになりました。

レッスン中ばかなことを言ってふざけるクラスメイトもいません。
なかなか答えがわからず時間ばかり浪費するクラスメイトもいません。
ちょっかいを出してくるクラスメイトもいなければ
遅刻してきて空気を乱すクラスメイトもいません。

わくわくしました。これでこの子に[ベスト]を尽くせる!と感じました。

ワークブックを増やしたり、英検の問題集を取り入れたりして、それまでにない
レッスンプランでがんがん進めていましたが、どうも物足りない・・・。

その子供自身の表情もさえませんし、一対一になることにより、その子供の
弱点も、今まで以上に見えてきました。

できのいい子供にはつい、期待をかけてしまいますが、その期待で押しつぶさないよう
それだけは気をつけていたつもりでした。

英語が好き、という気持ちを大切にしてあげないと。

そう思っていた矢先、プライベートレッスンをはじめてまだ数ヶ月しか
たっていませんでしたが、お母様から電話がありました。

やめさせてみようと思う、という電話でした。
英語に対する興味も熱意も冷めてしまっている、とのことでした。

引き止めませんでした。焦って成果を出すことばかり考えていた自分が情けなく
その親子にとても申し訳ないことをしてしまった、と深く反省しました。

楽しくてこそ、の小学生以下の英語ですのに、どうしてそんなに焦って
しまったんだろう。

楽しかったのは、お友達との励ましあい、ふざけあいがあったからこそだったんだ、と
初めて気がつきました。

一見無駄に思えるものも、決して無駄ではなかったんだ、とわかりました。
低学年のうちは、なんと言ってもグループレッスンがいいなぁ、と
感じました。

一方、もちろんプライベートレッスンの方がむいているケースもあります。
おうちの人がとても熱心な場合です。

レッスンは、日頃の成果をちょこっと先生に確認してもらうのが目的だったり
これからの進度、方向性などをちょこっと相談するのが目的だったり
でもあくまでも子供(そして保護者)主体で、自らどんどん進めていきたい
気迫満点な親子には、プライベートレッスンは有効です。

この場合、気持ちのフォローはあまり必要ありません。モチベーションの心配は
いりませんから、文字通り、オーダーメイドの密度の濃いレッスンを
週に一度みっちりこなすことにより、確実に前へ進んでいきます。

こういうケースは少ないものの、ないこともありません。
(自分自身がこういうタイプの母親です!)

うちの子はできがいいから、グループレッスンはもったいないかも、という
安易な発想でプライベートレッスンを選ぶのは危険です。

クラスメイトに恵まれたグループレッスン、というのが、ベストだなぁ、と
つくづく思うのでありました。

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